2か月綴りのカレンダーも最終ページの11月になりました。
気がつけば日脚もめっきり短くなり、冬の訪れを感じております。
となりの柿畑の柿も刈り取られ秋の終わりを思わせます。
新しいことや苦手なことを始めようとすると、なんとなくやる気が起こらない。
そういうことは誰しもあります。
そんな時、精神科医の大野裕さんは「まず始める」ことを心がけているといいます。
「深く考えずにまず少し手をつけてみると、それをきっかけに気力がわいて、先に進めるようになることは多い」と。
これは脳科学の視点からも効果的といわれています。
人間の脳の重さは体重の2%ですが、体全体の25%ともいわれるエネルギーを使います。
だから浪費しないよう、なるべく「今の状態」を維持しようとします。
でも始めてしまえば、今度は「その状態」を保とうとする力が働くのです。
やる気を起こすためには「まず始める」ことが重要だそうです。
これから寒さに向かいますので、どうぞお健やかにお過ごしください。(恭)