保健福祉部員研修会「高齢者の特殊犯罪被害について」
2020年11月4日に中原警察署生活安全課長 佐藤康雄氏を講師として部員研修会が国際交流センターで行われました。
内容は「高齢者の特殊犯罪被害について」でした。
神奈川県、川崎市、中原区それぞれの今年の特殊犯罪発生の動向説明から始まり、「なぜだまされるか」「対策方法は」など役立つ話がありました。
特殊犯罪とは、詐欺だけでなくクレジットカードすり替えなどの窃盗罪やアポ電による強盗なども含まれます。
かつて「オレオレ詐欺」と言われていましたが今は子どもの実名を言って騙すことが多くなってきました。
背景には名簿流出により情報をつかまれてしまっていることがあります。
警察官をかたる、銀行員をかたる、区役所員をかたる、またこれらを複合した劇場型犯罪も多くなってきています。
■なぜだまされるか
最初に身分を刷り込まれることによって信用してしまう。
ちょっと疑問に思うことがあっても遠慮する人が多く指摘できずにいいなりになってしまう。
■対策方法
在宅しているときも留守番電話にしておく。
特殊詐欺のアポ電の多くは家の固定電話にかかってきます。
犯人は留守番電話だと諦めます。
※下記のパンフレット参照